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骨粗鬆症

圧痛点をクリックすると、詳細が表示されます。
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  • 1990年ACR基準
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1990年米国リウマチ学会(ACR)分類基準:概要1)

1990年ACR分類基準では、下記の2点について評価する。

  1. 様々な症状のほか、身体の四半部(右・左半身、上・下半身、体軸部)すべてに3カ月以上持続する慢性の広範囲疼痛がある
  2. 触診圧痛検査により、18カ所の圧痛点のうち11カ所以上で疼痛を認める
参考文献
  • 1)Wolfe,F.et al.:Arthritis Rheum 33(2):160, 1990

1990年ACR基準1)を用いたチェックリスト

ACRの圧痛点検査法2)

  • 目視と軽い触診で圧痛点を決める
  • 利き手の親指の腹を使い、垂直方向に圧迫する
  • 親指の圧力を徐々に強め、4kg/cm2(指の爪が白くなる程度)にする
  • 圧痛点はそれぞれ1回ずつ、計4秒間圧迫する
  • 圧迫後、患者さんに痛みの有無を尋ね、痛みの強さを0から10までの数値で評価してもらう
  • 痛みを感じた(2以上と評価された)圧痛点の数を記録する

患者さんの症状が次の2点にあてはまる場合、チェックを入れてください。

  • ____ 身体の四半部(右・左半身、上・下半身、体軸部)すべてに3カ月以上持続する慢性広範囲疼痛がある
広範囲疼痛とは
  • 腰より上部および下部の痛み
  • 身体の左側と右側の痛み
  • 体幹中心部における痛み
(広範囲疼痛の定義を満たすためには、上記の3つの痛みすべてが認められること)
  • ____ 3Dモデルで示した18カ所の圧痛点のうち、触診により11カ所以上に疼痛を認める

圧痛点と対照点をクリックすると、詳細が表示されます。

参考文献
  • 1)Wolfe,F.et al.:Arthritis Rheum 33(2):160, 1990
  • 2)Okifuji,A.et al.:J Rheumatol 24(2):377, 1997
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前額部の対照点1)

  • ベースラインにおける患者さんの痛みの認識を確認するため、圧痛点とは別に対照点を触診する
  • 患者さんは頭をまっすぐにして座る
  • 医師は、患者さんの後頭部を利き手ではない方の手で支える
  • 前額部の真ん中を垂直に圧迫する

右後頭部の圧痛点1)

  • 患者さんは診察台の端に座る
  • 患者さんの頭は、約30°の角度で軽く前傾させる
  • 医師は、患者さんの前額部を利き手ではない方の手で支える
  • 医師は親指を患者さんの首の正中線から項部隆起に移動し、さらに親指の幅1つ分を水平に移動して、後頭下筋の腱付着部にあてる
  • 項部隆起の少し下の、その部位を圧迫する

左後頭部の圧痛点1)

  • 患者さんは診察台の端に座る
  • 患者さんの頭は、約30°の角度で軽く前傾させる
  • 医師は、患者さんの前額部を利き手ではない方の手で支える
  • 医師は親指を患者さんの首の正中線から項部隆起に移動し、さらに親指の幅1つ分を水平に移動して、後頭下筋の腱付着部にあてる
  • 項部隆起の少し下の、その部位を圧迫する

右僧帽筋の圧痛点1)

  • 患者さんは、診察台の端に頭をまっすぐにして座る
  • 医師は、僧帽筋の上縁中央部に親指をあてる
  • 圧迫する

左僧帽筋の圧痛点1)

  • 患者さんは、診察台の端に頭をまっすぐにして座る
  • 医師は、僧帽筋の上縁中央部に親指をあてる
  • 圧迫する

右棘上筋の圧痛点1)

  • 患者さんは診察台の端に座る
  • 肩甲骨の内縁近く、肩甲骨棘部のすぐ上を圧迫する

左棘上筋の圧痛点1)

  • 患者さんは診察台の端に座る
  • 肩甲骨の内縁近く、肩甲骨棘部のすぐ上を圧迫する

右臀部の圧痛点1)

  • 患者さんは診察台の端に座る
  • 利き手を腸骨稜の上に軽く置くと、親指は自然に大臀筋の真横にある中臀筋の圧痛点に重なる
  • 垂直に圧迫する

左臀部の圧痛点1)

  • 患者さんは診察台の端に座る
  • 利き手を腸骨稜の上に軽く置くと、親指は自然に大臀筋の真横にある中臀筋の圧痛点に重なる
  • 垂直に圧迫する

右下部頸椎の圧痛点1)

  • 患者さんは診察台の端に座る
  • 乳様突起の先端部および甲状軟骨下部の輪状軟骨
    (第6頸椎)を確認する
  • 親指を乳様突起から真下に第5~7頸椎間に下ろす(輪状軟骨の位置)
  • 首の反対側を支える
  • 反対側の肩方向に圧迫する

左下部頸椎の圧痛点1)

  • 患者さんは診察台の端に座る
  • 乳様突起の先端部および甲状軟骨下部の輪状軟骨
    (第6頸椎)を確認する
  • 親指を乳様突起から真下に第5~7頸椎間に下ろす(輪状軟骨の位置)
  • 首の反対側を支える
  • 反対側の肩方向に圧迫する

右第2肋骨の圧痛点1)

  • 患者さんは診察台の端に座る
  • 医師は、胸骨切痕を確認し、下方の胸骨角に移動する
  • 触診可能な最初の肋骨(第2肋骨)から、親指の幅1つ分を
    胸骨柄の外側に移動する
  • 上縁を圧迫する
  • 患者さんの背中を支える

左第2肋骨の圧痛点1)

  • 患者さんは診察台の端に座る
  • 医師は、胸骨切痕を確認し、下方の胸骨角に移動する
  • 触診可能な最初の肋骨(第2肋骨)から、親指の幅1つ分を
    胸骨柄の外側に移動する
  • 上縁を圧迫する
  • 患者さんの背中を支える

右外側上顆の圧痛点1)

  • 患者さんは診察台の端に座る
  • 医師は利き手ではない方の手で患者さんの前腕を支える
  • 外側上顆から2 cm遠位の筋肉を圧迫する

左外側上顆の圧痛点1)

  • 患者さんは診察台の端に座る
  • 医師は利き手ではない方の手で患者さんの前腕を支える
  • 外側上顆から2 cm遠位の筋肉を圧迫する

右前腕の対照点1)

  • ベースラインにおける患者さんの痛みの認識を確認するため、圧痛点とは別に、対照点を触診する
  • 座った患者さんの横に医師が立つ
  • 医師は利き手ではない方の手で患者さんの前腕を支える
  • 前腕の遠位と中位3分の1が交差する部位の筋肉を圧迫する

左親指の対照点1)

  • ベースラインにおける患者さんの痛みの認識を確認するため、圧痛点とは別に、対照点を触診する
  • 座った患者さんの横に医師が立つ
  • 医師は利き手ではない方の手で患者さんの親指を支える
  • 患者さんの左手の親指の爪全体を圧迫する
  • 医師の親指と人差し指で患者さんの親指をはさみこんで、強く圧迫しないよう注意する

右大転子の圧痛点1)

  • 患者さんは左側を下にして横になる。足は股関節と膝を軽く曲げる
  • 転子突起より親指の幅1つ分後方を、垂直に圧迫する

左大転子の圧痛点1)

  • 患者さんは右側を下にして横になる。足は股関節と膝を軽く曲げる
  • 転子突起より親指の幅1つ分後方を、垂直に圧迫する

右膝の圧痛点1)

  • 患者さんは仰向けに横になり、両足は軽く離す
  • 関節のすぐ上の、内側の脂肪体を圧迫する

左膝の圧痛点1)

  • 患者さんは仰向けに横になり、両足は軽く離す
  • 関節のすぐ上の、内側の脂肪体を圧迫する
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